SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

昔エレキ少年  修理固成

初級アマチュア無線家の皆様へ
創造の喜びを伝えたく培った修理術を披露します。
物作りの世界 発展を願っております 
修理固成(つくりかためなせ)
YOR(your own risk)真似応用大歓迎 
全てあなたの自己責任。
(個別質問は承っておりません。ネットに答が潜んでます)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
修理 ランチエージングの問い合わせは
 cw@musen8.com 迄
メーカー対応可能なものはそちらへどうぞ。
氏素性不明の問い合わせは無視致します。

修理受付保留中 
TM-941 表示不能 その3 
 各ユニットの点検です。
VCO上部のスポンジ、加水分解
あるいは錆を発生している事があります。

クッションの役をなしておりません

張り替えます。
更に VCOは例の処理を致します。(過去ブログ参照)

本機は外部スピーカーを使用した痕跡はありませんので
この処置は余計な事と思いますが、予防修理をしておきます。
SPジャックの劣化した半田は吸い取り新しい半田を使います。

更に、その隣 電源端子 クラックが入ってます
同様処理を致します

全てのユニットで同様の処置をします。
1箇所でも見落とすとそれが牙をむきます

20年の時を経た無線機
全ての部品が劣化しております。
何時壊れても不思議ではありません。
故障部分だけ修復する手法では
ビンテージ機の延命には非力です。

故障の芽は可能な限り摘み取りました。
(それでも太鼓判を押せません)

3バンドの豪華モービル機 
更なる活躍をねがうものです。
PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TM-941 表示不能 その2
過去オーディオ回路のトラブルがありました
前例にならって点検します。
分解しないと確認困難です。

本機は、2chのオーディオユニットがあります。
このIC かなり熱を出します。
沢山のコンデンサが有りますが
目視点検では、特に異常がありません

コンデンサを総点検
不良のものは交換します。
PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TM-941 表示不能 その1
平成3年(1991)夏発売
144,430,1200Mhzモービルトランシーバー

表示不能だが修理可能か? とのお問い合わせです。
本シリーズの場合 LCDを含め修理可能でございます。
とはいえ、水没や、100V印加等は修理困難です。 

受領時点検で、表示不能 確認
送信から受信に移る時タイムラグが有ります。
他に、特に異常なし。

表示不能の場合
ランプ交換
当初ははこれで良かったのです。
今、これで済まない場合がほとんどです。

本シリーズはランプ2個毎にドライブしており
1個断線しても2個表示不能になります。
ランプ寿命から1個だめでも全て交換がベターです

本シリーズに多い故障は下記の通りです。
1,5.6Ω 半田付け亀裂
2,ドライブトランジスタ劣化、
3,コンデンサ液漏れに起因するパターン断線
4,端子亀裂等多くの要因が御座います。

予防修理の観点から全てに手当を致します。

4端子 腐食、トランジスタスルーホール接触不能?
TR、4端子は外して基板間導通点検
コンデンサは交換

該当部品除去して、プリント配線の導通点検
4端子 12Vラインの亀裂修正

5.6Ω、33Ωは取り外して抵抗値点検
パターン導通点検の上、新しい半田で再取り付け。

本シリーズトランシーバーの弱点
ランプとTR発熱が電解コンデンサの寿命を短くします
劣化部品交換後、熱源軽減の為 LEDに交換します。
本機の照明は橙色ですから、それに近いLEDを使います。

ランプと ほぼ同じ色です。全く違和感がありません
本機は6個のランプですからこの光量で我慢の範囲です
どれでもこの手が使えるわけでは有りません。
光量はランプに劣ります 次世代LEDに期待します。

お約束のスポンジ交換
まだ、スポンジが入手出来るから良いのですが
入手不能になったらとどうするのか?

リチウム電池は、3.1vと 微妙ですが交換します。

次は、コントロールユニット内の点検です。
PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
FT-4700 整備 その2

低電圧で通電後、規定電圧で3日間ぶっ通し通電。
コンデンサと基板間、水晶を重点的に点検
五感を研ぎ澄ましてにおいや他の変化を見ます。
幸い 異臭や発煙等 異常は確認出来ません

144MHZでのスプリアスは既定値に収まってます。
430MHZでの出力が5w程度 スペアナ波形は正常
調整で正常になるはずです。

リチウム電池 3.3V 交換不要。
ランプも劣化無し   交換不要。

ケンウッド、アイコムの同年代機であれば
たとえ未使用でもLED換装をお勧めします。
ランプ、ドライブTRの発熱が無視できないからです。
周辺の電解コンデンサに良いわけがありません。
(近年高温対応の電解コンが出回る様になりました)

本機のランプは発熱が少なく寿命が長いのです。
ランプは寿命が来た時にLED化で宜しいでしょう
ランプの暖かい色彩は魅力的です。
残念ながらLEDでそれに変わるものは御座いません

144MHZの受信感度 既定より6dbほど低下。
この程度の劣化はデバイス不良では有りません。
再調整で、規格内に収まりました。

430MHZ受信は正常、
送信不安定も調整により解決しました、
各バンドVCO電圧に変異がございましたが
調整で正常になりました。

新品を長期間保管した場合
購入時の性能が保てるわけではありません。
特に水晶は眠りから覚めてくれない事もあります。
VHF、UHFとも基準発振周波数が2〜3khz 
低い方にずれておりました。
時を経ると下の方にずれついには水晶片が
振動しなくなります。(本機の場合)

ビンテージ機を愛する皆様へ
愛機を箱入り娘にしないでください
通電する事が延命には必要不可欠で御座います。

補足説明
本機の前面ユニットは大変精巧な作りです。
ランプ交換で蓋を開けようとして傷だらけにしたり
破損なさる方をお見受けします。
時間を掛けて隙間を広げていけば自然に開きます。

PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
FT-4700 新品同様 整備 その1
 
昭和62年(1987)暮れ 発売
144/430MHZ共用機 耳が良いのが特徴です。
この時代の無線機は各バンド出力は独立しておりました。
1本のアンテナで使うにはデュプレクサーが必要でした。
アンテナメーカーが大いに潤った時代です。

外観点検でほとんど無傷
車両搭載はされなかったのでしょう
如何に新同とはいえ20数年深い眠りについておりました
いきなり定格電圧を加えません。
まず 6Vで数時間、次に9vで、そして
定格電圧で数日電源を加えて様子を見ます。

補足説明
このやり方、真空管では定番 いやそうしなければ
真空漏れを起こします。
ソリッドステートでも 当方では長年電源を入れてない
無線機はこのような儀式を致します。
ビンテージ機の整備 現行機種のような訳には参りません。
優しくお目覚めを促します。
ご機嫌を損ねては元も子もございません

次回は調整編
PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MC-45 マイク不良 受信にタイムラグ
ケンウッド モービルマイク らっきょの愛称
薄型で握りやすいマイクです。

送信不能
送信しっぱなしの場合
PTTスイッチやカールコード不良でしょう。
PTTスイッチを離して しばらくして受信に移るのは
スポンジ不良が考えられます。
ここでも、加水分解 が原因です

分解したところ
PTTスイッチに注目 このスポンジ
スポンジも時を経ると、ネバネバ 接着剤状になります。
それが 復帰の邪魔をします。

スポンジを除去するだけでも問題解決ですが
スイッチの戻りだけでは心音無いですね。
数十年前 ガチャコンマイクなるものが流行りました。
あれほどの威力は無くとも、もう少し反応が欲しいですね
適当なバネを探します。
ここに入る寸法のバネなどなかなか見つかりません。
今回は、壊れたプッシュスイッチに入っていた
スプリングを流用しました。

些細な事ですが お客様からメールを頂くと有頂天です。
職人はお客様が育てます。
時折 理屈では不可能な無理難題を申し受ける事も
ございますがそれも勉強で御座います。

無線機だけが故障の原因ではありません。
変調、パワー関係のトラブルの場合
マイク、DCケーブル等を疑う事も必要でございます。

PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TH-79 & TH-89 表示不能
TH-89 平成7年4月発売
430MHZ、1200MHZ共用ハンデイ機
 (TH-79は姉妹機)
当時何処のハンデイ機も電池の関係で虎屋の羊羹状でした。
単3電池 6本使用ですから、止むをえないのですが、
横向きに並べるとはケンウッド 考えました。
薄くてスマートなボデイに買い換え需要が起きました。

症状
表示がすだれ状に流れるという症状です
デジカメでそれを写すのは難しいですね。

表示不良の場合 以下の不良が考えられます。
1,LCDユニット 
2、フラットケーブル
3,インターコネクタ
4,基板腐食等(水分侵入も含む)が主原因でしょう。


1、LCD不良
  部品入手不能の為 修理不能です。
  (本機で最も高額な部品 入手可能な頃でも
  修理断念する方もいらっしゃいました)
  送受信全く問題なくとも表示不能では
  周波数が判りません。
  LCD採用機種では必ず起こる故障です。
  それでも使える様にするのがハムの知恵です。
  普段からの備えは、重要です。

2、フラットケーブル  上記同様です
  この部品はLCDと異なりカスタムパーツでは有りません。
  HDD等工業製品に使用されております。
  入手困難ですが不可能ではありません。
  コスト、時間を掛ければ再生可能です。
  また、配線で接続する事も不可能ではありません

本機は、不良電解コンデンサ問題 以前の製品です。
又、ビンテージ機程 時間を経ておりません。
片っ端から交換する必要はありません
但し この種 超小型コンデンサは比較的短命
本機もそれが見受けられましたので交換しました。
(予防修理) 
故障との因果関係はありません

再生しました。液晶が生きていると ほっとします。
ドット抜けも有りません。

(ドット抜けを病的にこだわる方がいらっしゃいます
PCも同様ですが1個や2個ドットが無くとも
あるいは表示しても情報伝達に支障はありません。

本機は極めて精密な作りです。
分解時 不用意に力を加えるとあっけなく破損します。
不器用な方は手をつけない方が無線機は幸せです。
自信が無ければプロの手に委ねて下さい。

さながら 寄木細工   の趣が御座います
分解、組み立てする度にそれを感じます

キー操作 誤動作の場合
導電性パッドと基板間の導通不良もありますが、
この部分の半田付け亀裂も例がありました。
分解時には虫眼鏡で点検項目です。
元通りに組み立てて出来上がり

再調整
周波数が-2khz程ずれておりました。

補足
LCDは直射日光に弱いので、ダッシュボードに
表示部を上にして置くなど 御法度です
液晶焼けは再起不能です。
落下も同様
首から下げて使う事を心がけましょう。
この種 贅の限りを尽くした無線機は
今後発売される事は無いと思います。
さりとて、使わないで飾っておくのは本末転倒
無線機は電波を出してこそ使命全うです
雨が予想される時はビニール袋に入れる等
細かい気遣いで末永くご愛用ください。

僻地の修理屋の悩み事
海を渡るだけで高くなり、1日遅れます。
高額送料に頭を痛めております。
モービル機や固定機では無理ですがハンデイ機なら
  エクスパック500 が使えます  ¥500−
本体と電池ケースのみ(電池不要)を 
タオル等クッション材で被えば収納できます。
早い、安い、確実 お勧め致します。

とはいえ、モービル機をこれで送らないで下さい。
物理的に無理があります。
電気的故障は修理出来ますが、機械的破損は
当方の専門外で御座います。


次回は
TS-680 送信すると表示が消える その1の巻き

PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:12 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
FT-625D オーバーホールA その5 旅立ちの時
 本機は定格出力 10wです。
だがパワートラも、電源もかなり余裕があります。
いったい 何w位出るのか?
お客様から検証依頼が御座いました
細心の注意を払いながら実験しました。
修理後検証で壊してはしゃれになりません。

ACで30w 長時間連続送信すると
安定化電源放熱板がチンチンに熱くなります。
パワーユニットの放熱板も同様です。
熱分散の観点から、DC運用
更に、パワーユニットにはファンをつければ
30wでの長時間運用も不可能ではありません
こんな使い方は非道です。
実験にとどめておきます

実験ついでにこんなお遊びも
本機のメーターランプ後部に空間があります。
現行機種は隙間が無く、遊び心も起きません。

この表示は暗めの設定です。
一般的には この方が好みでしょう。

つぎは 明るい設定です。

お客様の好みに応じて設定して頂く様に致しました。

メーター後ろに 赤い輪を作っておきました。
現状は明るい表示 これを切ると暗くなります。
本機にはディマースイッチが付いておりますが
それとは別の輝度調整です

交換した部品
電解コンデンサに関しては10年安心です。

無線機、自動車、パソコン等 機械ものは
毎日使っていれば壊れにくいのですが、
お蔵入りにしてしまうと、数年で壊れるでしょう。
週に1度は電源を入れて頂きたいもので御座います。

次回は
TH-79 、TH-89 表示不能

PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
FT−625 オーバーホールA その4 キャリアポイント調整
 本機のSSBキャリアポイント調整は、
300hz、1.5khz、2.7khzの信号が必要です。
低周波発振器が無い時はどうすれば良いのでしょう
(この周波数に固執する必要はありません
 手持ちのツートーン発振器流用で可能です)

以下は こんな方法もあるという紹介です
困った時のCF-R3 
この中に大概のものが入ってます。

ありました。    RAL

これを使用して信号源を供給します。
勿論 ツートーン発振器も これが利用できます。
Rch と Lchに 周波数を設定し
両方の出力をマイク端子に加えるだけです。

滅多に使わない オーディオジェネレーター或いは
ツートーン発振器がソフトウエアで解決出来ます。

本機は長い間眠りについていた様です。
バンド水晶、各モード水晶、固定チャンネル水晶等
長期間通電しないと水晶が眠り目覚める事を忘れます。
眠りを覚ます方法を以前ご紹介致しましたが
本機はそこまで悪くありません。
アクティビテイの低下したバンド水晶 
安定した出力になる様に長時間通電して様子を見ます。

水晶発振子内部の断線や電極剥離等機械的故障は
この方法では再起しません。
全く発振しない場合は、いくら通電しても無駄です。

次回は
FT-625D オーバーホールA その5 旅立ちの時

 PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
FT-625D オーバーホールA その3 VFO直線性
 本機のVFO帯域は 1MHzです。
当時 多くの無線機は 500khzでした。
広帯域直線性が如何に困難であったか。
ちなみに コリンズのそれは 200khzです。
PTO直線性を誇るコリンズ 羨ましい限りでした。
(コリンズはVFOをPTOと称しております。)
貧乏人は「ふん たかだか200khzじゃないか」と
ごまめのはぎしりでした

さて本機のそれを見てみましょう。

000 に合わせます。

200では、+3khz弱 

400では ほぼ どんぴしゃ

600では −2khz

800では +1khz

1000khzでは +3khz
1000khzの広帯域でこの直線性は見事です。

腕に覚えのあるOMは、この程度の誤差を問題視し
VFOの羽を広げたり狭めたり技術研磨しました。
100khz毎にどんぴしゃりはコリンズでなくとも
不可能ではありません。
それが1MHZに及ぶのですから、当時のOMは凄い。
私も見よう見まねで挑戦しました。
交信の思い出より、こちらの思い出の方が強烈です。
自己満足の極致ですが、この楽しみはアナログ世界です。
パルスカウントではやりたくても出来ないお遊びです。

補足説明
バリμ のコリンズ経年安定はお見事です。
バリコンは機械的に金属片を曲げてますから
経年変化が起きます。時折調整が必要でした

QRHがより少ないトリオ TS-700Sの外部VFO 
VFO−700Sを流用する方もいらっしゃいました。
(局発構成が全く同じだったのです)
しかし、今エージングしていてもそんなにQRHを
感じないのですが 「郷愁」の欲目でしょうか?

現行無線機では、皆無といえるQRH 
今後 QRHが逆に自慢になるかもしれませんね。
(電源ONから30分で200hz、1時間で300hz
 その後は安定しております)
真空管の頃は、交信する1時間前に電源を入れ
安定するのを待ったものです。
この程度のQRHを問題にするハム
その意識が技術向上の糧になったと思います。
妥協は進歩を阻害します。

100円のクオーツと 手巻きのロレックス 
精度だけではない 何かに魅力が御座います。

次回は
FT-625D オーバーホールA その4 キャリアポイント

PCブログ
ポチッ が励みになります

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
ポチッが励みになります

| ランチエージング | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |