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昔エレキ少年  修理固成

初級アマチュア無線家の皆様へ
創造の喜びを伝えたく培った修理術を披露します。
物作りの世界 発展を願っております 
修理固成(つくりかためなせ)
YOR(your own risk)真似応用大歓迎 
全てあなたの自己責任。
(個別質問は承っておりません。ネットに答が潜んでます)
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修理 ランチエージングの問い合わせは
 cw@musen8.com 迄
メーカー対応可能なものはそちらへどうぞ。
氏素性不明の問い合わせは無視致します。

修理受付保留中 
TM-541 スケルチ効かない

スケルチ効かない場合

VR、コンデンサ、IC等によるものが多いですが

経年劣化を考え AF、SWVRを交換します。

ついでに 電源スイッチも交換しました。

一件落着

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ケンウッド TM-2400  2.4GHzトランシーバー ランチエージング

平成4年末(1992年)発売  

世界初の2400MHz帯 メーカー製モービル機。

 

ケンウッドが採算度外視で未踏バンド開拓に挑んだ

フラッグシップモデル。

高価(¥1329800-)2.4GHzの特殊性から空振りに終わりました。

近頃、半世紀前のフェラーリが廃屋から発見され話題になりました

本機もそんな状態で入手致しました。

外蓋 錆び各所、前面パネル固定不能、表示不能、ニコチン臭

欠品あれこれ、

以上の事から、部品取りを考えておりました。

ただ、ニコチン臭が許容出来ないので分解、洗浄、脱臭に数日を

費やし組み立て、電気的性能を点検すると基本性能を満足してます。

そこで取り組んだのが ランチエージング

10年位延命出来ればとの願いをこめて、

ランチエージングは商業ベースでは成り立ちません。

電解コンデンサ全交換等時間工賃の例を出すまでも無く、

採算度外視の作業です。

本機は正真正銘、大変貴重な機械

今後この様な無線機が発売されるとは思いません。

それを思うと、ランチエージングにふさわしいと思います。

もう一度 戦列復帰を願って多くの時間を掛けて

ランチエージングを試みます。

 

まずは、照明から

ランプをLEDに積み替えます。

当時 LED等無かったのでランプを使ってましたが

高温からこの部分の電解コンデンサは10年程度で液洩れします

これも交換。

二つの基板、電解コンデンサ全交換

フレキケーブル脱着は慎重にしないとロック部分破損します。

リチウム電池除去の上、電池ホルダーを取付 

次回交換が容易になりました。

上下蓋に腐食 脱錆のうえ防蝕措置

電解コンデンサ全交換

このユニットも同様。

 

フロントパネル固定不能です。

本機のみならずTM742、842,942,643等のシリーズは

この故障が多発してます。(経年劣化)

プラスチック成型で最も弱いのがネジ固定スタンド部分

金属ネジを厚さ1mm程度のプラスチックスタンドにねじ込むので

20年も経てば亀裂破壊するのも止むをえません。

ビンテージタイマーと理解し修理不能にするのが賢明です

なぜなら、同種部品を中古流用しても経年劣化程度は同じなので

延命は期待出来ません。

今回はこの轍を踏みません。なんとしても再起させます。

左の屑が破壊されたスタンド部分

これで、この部分の故障は解決しました。

 

以上で無線機のランチエージング 完了

何時もの通り、マイクはスプリング装着します。

 

次はサービスマニュアルに準じて調整に入ります。

受信感度、申し分有りません。Sメーター全点灯 調整

スケルチ開放レベル 

 

その他、図面の様な調整を致します。

無線機を計測器に直付けで表示の様な送信出力ですが

1m程度の5D2Vケーブルを介すると1.1W程度になります。

2.4GHzに対する同軸ケーブル損失、無視出来ません。

送信周波数、30分エージング後調整 

全調整終了、定格を満足しております。

 

 

 

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
送信時 雑音混入

表題のトラブルで問い合わせが御座いました。

無線機のみならず、外部要因による場合も御座います

マイクケーブル断線、マイクコネクタ接触不良。

同軸ケーブルの締め付け等の点検等を

お願いしたのですが解決しないので

マイク付き(ここが肝腎)で発送して頂きました。

 

DR-635 初期タイプ

10年近く経過しているようです。

受領時点検で再現しないので、マイクプラグ付け根、

マイクとケーブル付け根やカールコードを

送信しながらモニターするのですが再現しません。

 

本機は前面パネル取り外し可能です。

パネル部を叩いたり、スライドさせると再現しました。

そんな訳でモジュラーケーブル接触不安定と判断しました。

対策、

前面パネル基板、本体基板を直接接続処理

 

この種故障は、IC-207、TM-732等でも発生します。

接点研磨でお茶を濁しても劣悪環境ですから再発は必須

手間を掛けてもこの様な処置にしました。

 

無線機も環境により様々な一生をおくります。

固定局や、乗用車ではあり得ない環境

小型船は大振動、多湿、塩害、結露、凍結等 

無線機は過酷な環境、考慮して手当てします。

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-207 動作不安定、電源系

IC-207 息の長い無線機です。

ずいぶん手を加えた跡があります。

前面パネル入手不能から この様な措置をなさったのでしょう。

一時しのぎになりますが、再発。

以前も、色々な対処を公開しておりますが

今回はこんな事をしました。

最も手間が掛かる方法です。

双方のコネクタを除去して線材で直結する方法。

前面基板、メイン基板ともコネクター除去します。

これで一件落着

前面パネルスタンド亀裂に関するトラブルは

これで皆無になります。

 

本機の修理が未だ耐えない魅力は何でしょうか?

同等無線機、修理代に多少加算すれば入手出来ます。

にもかかわらず、捨てる事が出来ない

愛機は愛犬、愛猫と同じという日本人気質

お役に立てて幸甚で御座います

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TM-833 ランチエージング

ランチエージングを承りました。

 

受領時点検

両バンドとも多少出力低下。周波数ずれ プラス7KHz  

受信感度 各バンド問題なし。

 

クッション交換から始めます。

弾力性無し    ch固定部破損

スポンジ 新品交換、 ブラスチック部位接着固定

ランプ交換 白色LEDご指定

 

ランプドライブ回路は下記の通りです。

 

ランプは2個直列接続です。

LEDは R26、R27を470〜2KΩに置き換えるのですが

基板裏側なのでその部分は温存し

LEDに直接 チップ抵抗 1kΩを取りつけました。

LEDは極性がありますので、逆につけると発光しません

更に、熱に弱いので半田付けは短時間処理の事。

この基板 フレキシブルケーブルで上下基板を接続してます

フレキケーブルも経年劣化の影響から慎重な扱いが必要です

ケーブル着脱を重ねると接触不良やケーブル亀裂を発生。

着脱回数軽減のためこの基板側は外さないで処理します。

電解コンデンサ交換 (330マイクロ お漏らし)

UHF基板 大容量電解コンデンサも交換

オーディオ周辺及び基板上全電解コンデンサ交換

劣化部品交換、手当終了。

 

交換部品類

 

組み上げ後、電源を入れるが、起動しない

フロント部を強く押すと起動する事から接点接触不良と判断

接点クリーニング   

電源オン、 成功  ですが、、、表示がやや暗いので

470Ωに変更。ディマーも追従してます。

 

マイク PTT部点検

多少粘りがあるので手当てします。

スポンジ除去の上 スプリング装着

 

送信出力 点検     

  1200MHz    8W          1W

    430MHz  24W   10W    1W

各ファイナルモジュールに劣化が見られますが甘受します。

 

 

 

 

 

 

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-PCR1000 その7 調整 船出

調整アプリ(EX2099)を起動。 149.97MHzを入力。

まず10.250MHzの調整。 デフォルトは128、

88でゼロイン。

更に 1ST LO、 2ND LO、 PLL点検。

その他主要項目点検。調整。

 

このアプリは様々な調整が可能です。

BPF帯域調整が出来る等、使用目的に応じて自分だけの

受信特性を持った受信機ができあがります。

世界のハイレベルリスナーに人気がある由縁でしょう。

 

最後に最も誤差が大きいバンドエッジではどうか?

当然ですが、ゼロインです。

基板の全てのネジを点検 締め増し 

 

数日、エージングして電波の海に船出します。

10年後 息災を祈念しながら!

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-PCR1000 その6 ボトルネック 地雷その4

前回の脱落部品、2つですが判りましたか?

何が付いていたか? R、C、TR?

部品パターン図と回路図から探し出して取りつけます。

この作業、べらぼうな時間浪費でした。 

今度こそ、、、、、

 

電源オン   

音が出ないのみならず制御不能

段々悪い方に進んでます。   なにが、どこが、 

ブロックダイヤグラム、写真、基板を見ながら思索しますと

ここが匂います。

フレキシブルケーブルを微妙に押すと変化があります。

 

この種ケーブル

平成初期頃 アイコムのみならず各メーカーが挙って採用した

パーツですが、薄型フレキシブルケーブルに取って代わられました。

当時から着脱時接触不良。柔軟性に難点がありました。

薄型フレキシブルケーブルとロックソケットに。

(CF-R3等のHDD接続ケーブルがそれです、)

 

今回 この点 十二分に留意しました。

手荒に扱えば大変な事になると可撓部分保護手当したのですが

度重なる基板点検に耐えられなかったのです。

強烈な自己嫌悪に陥りました。           地雷4

取り外し 

導通点検するまでも無く断線が判ります。

この部品、手持ち無く メーカー対応不能。

 

出来ません では済まないので最後の方策を施します。

原始的、単純な方法。

ソケット上部金属部に半田付けします。その数80弱

誤配線防止から隣同士の線の色を変えておきます。

何度やっても不安なのが、電源オンの瞬間 

 

ザー っと言う音     成功!!! 

修理屋稼業 この瞬間がたまりません。

次は大詰め 調整です。

本機の魅力が、明らかになります。

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-PCR1000 その5 基板を虱潰し 地雷3

治すはずが傷口を拡大させていた

思い当たる節は 水晶振動子交換時石化した

スポンジ除去作業 

腫れ物に触る様に慎重にしたのですが、、、 

  基板裏側全体。

スポンジに覆われた部分拡大。(実寸の倍以上)

脱落箇所 認知 だがこの部品が何か? 

判らなければ補充も出来ません。

表裏確認しながら、回路図とつきあわせます。 

その部品の動作を回路図で確認。

 

部品小型化は修理屋の経験値を再構築する必要があります。

(チップパーツ世代は触らないのがベター)

今更ですが考えたら当然のことです。

2mm以下のチップ 半田面積は1mmの 1/10程度。

時を経て劣化した半田等々 触らなければ壊れないのに

                       地雷3

まだまだ続く 赤っ恥  

人の不幸は蜜の味 はたまた他山の石 

   

 

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IC-PCR1000 その4 PCか?無線機か?

ユーザー様より EX2099アプリをご提供頂きました。

有り難い事で御座います。

読者様からもご教授有り、感謝申し上げます。

 

前回作業が徒労になりました。 結果良ければ全て良し

WINー10 PC にインストール不能。

更に、動作不安定の症状を確認。

アプリか?受信機か? 

症状切り分けには WIN-XPが起動するPCが必要。

パナソニック CF-R5 を入手しました。

純正アプリと、EX2099をインストール

これで安定動作すれば一件落着です。

祈る気持ちで電源オン。

 

アチャー 症状に変化無し。 地雷を踏んだか?

 

まだまだ続く 自ら巻いた種を拾う修行の道

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-PCR1000 その3 調整アプリ無しで調整可能か? 地雷その1

調整は微妙な判断を求められる熟練作業です。

調整の善し悪しで、性能が変わります。

コンピューターは職人技を数値化し経験不要になりました。

本機は主要調整作業がアプリで出来るのです。

 

今回の件。

部品交換してもアプリが無ければ調整出来ません。

調整アプリ(EX-2099)は現時点で入手困難。

さあ 困った。

困った時は回路図を見る 答が見いだせるやも知れません。

 

X1(10.75MHz)周辺回路は下記の通り

動作原理

X1の負荷容量をD68 バリキャップ で制御しています。

例えば

 1,D68を TCに置き換える。 

 2,D68に別回路から給電する。

 3,ControlーUnit IC11A を弄る等の考えが浮かびます。

1から試します。

まずは入手した部品交換から

スポンジ除去後の写真ですが

加水分解から石化が激しく除去困難でした。

後に大きな障害を発生させる事になります   (地雷1)

10.250MHz 水晶 取付 (市販品から調達)

形状 大きさが違いますが、試してみます。

VCD を動作停止させた後 Tcを取付。 

動作確認の為 応急的に取りつけました。

ゼロイン可能。

調整アプリが無くても対処可能となりました。

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |