無線修理 DR-620 送信不能

アルインコ DR-620 送信不能 

送信不能はおおむねファイナルトランジスタ焼損で決まりの様です
TR-7200時代は、部品交換が大変でした。
素人が手を付ける事は少なかったようです。

その後、ファイナルモジュール化され
アマチュアも簡単に修理を手掛けるようになりました。
(実際は修理後スペアナ等で第3次高調波等確認も
  欠かせません)

その例でこの機械に挑戦するととんでもない事になります。
現行機種で最も修理が難しい機種ではないでしょうか?

さて 修理するDR-620です
あれあれ、ドライブFETが付いておりません。
既に、どなたかが、修理を試みております。
このFETに手を加えるあたり、素人さんでは無い様子。
素人ならファイナルをいじるでしょうがその痕跡がありません。

DR-620 DR-635はドライブ、ファイナルFETとも共通です。
ファイナルFETは大変頑丈に出来ております。
これが破損する事は考えなくて良いでしょう。
少なくとも今回のファイナル周辺を見る限り

ドライブFET周辺を覗くとFET周辺プリントパターン剥離
C12、R15も無くなってます。見るも無惨な状態です。


ドライブFET周辺 
ドライブFET交換は簡単ではありません。
放熱がしっかりしてありますので、1個の半田ごてでは無理です。
出来れば 手が3本欲しい、2本の半田ごてで両側を温め 
ヒートガンで裏側から加熱して、、それは無理ですが 笑い

この無線機の場合
強引に取り外してプリントパターンを剥離したのでしょう。

写真では、交換したFETに、R15(22Ω)を直付け
C12 12pも補充します。
更にプリントパターン代わりにICの足カットしたもので補強
なんとか 現役復帰に成功しました。

製造時期により、ドライブFETが2SK2975と
RD07MVS1Bの場合が有ります。 
互換性がありませんので、注意が必要です。

この機種
送信出力関係の故障を甘く見ると この様な事になります。
手が3本有るほどの、器用さに自信がなければ
メーカーさんにお願いした方が、宜しいのではと存じます。

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