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昔エレキ少年  修理固成

初級アマチュア無線家の皆様へ
創造の喜びを伝えたく培った修理術を披露します。
物作りの世界 発展を願っております 
修理固成(つくりかためなせ)
YOR(your own risk)真似応用大歓迎 全てあなたの自己責任。
(個別質問は承っておりません。ネットに答が潜んでます)
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修理 ランチエージングの問い合わせは cw@musen8.com 迄
メーカー対応可能なものはそちらへどうぞ。
氏素性不明(住所、氏名)の問い合わせは無視します。

修理受付保留中 
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ケンウッド TM-2400  2.4GHzトランシーバー ランチエージング

平成4年末(1992年)発売  

世界初の2400MHz帯 メーカー製モービル機。

 

ケンウッドが採算度外視で未踏バンド開拓に挑んだ

フラッグシップモデル。

高価(¥1329800-)2.4GHzの特殊性から空振りに終わりました。

近頃、半世紀前のフェラーリが廃屋から発見され話題になりました

本機もそんな状態で入手致しました。

外蓋 錆び各所、前面パネル固定不能、表示不能、ニコチン臭

欠品あれこれ、

以上の事から、部品取りを考えておりました。

ただ、ニコチン臭が許容出来ないので分解、洗浄、脱臭に数日を

費やし組み立て、電気的性能を点検すると基本性能を満足してます。

そこで取り組んだのが ランチエージング

10年位延命出来ればとの願いをこめて、

ランチエージングは商業ベースでは成り立ちません。

電解コンデンサ全交換等時間工賃の例を出すまでも無く、

採算度外視の作業です。

本機は正真正銘、大変貴重な機械

今後この様な無線機が発売されるとは思いません。

それを思うと、ランチエージングにふさわしいと思います。

もう一度 戦列復帰を願って多くの時間を掛けて

ランチエージングを試みます。

 

まずは、照明から

ランプをLEDに積み替えます。

当時 LED等無かったのでランプを使ってましたが

高温からこの部分の電解コンデンサは10年程度で液洩れします

これも交換。

二つの基板、電解コンデンサ全交換

フレキケーブル脱着は慎重にしないとロック部分破損します。

リチウム電池除去の上、電池ホルダーを取付 

次回交換が容易になりました。

上下蓋に腐食 脱錆のうえ防蝕措置

電解コンデンサ全交換

このユニットも同様。

 

フロントパネル固定不能です。

本機のみならずTM742、842,942,643等のシリーズは

この故障が多発してます。(経年劣化)

プラスチック成型で最も弱いのがネジ固定スタンド部分

金属ネジを厚さ1mm程度のプラスチックスタンドにねじ込むので

20年も経てば亀裂破壊するのも止むをえません。

ビンテージタイマーと理解し修理不能にするのが賢明です

なぜなら、同種部品を中古流用しても経年劣化程度は同じなので

延命は期待出来ません。

今回はこの轍を踏みません。なんとしても再起させます。

左の屑が破壊されたスタンド部分

これで、この部分の故障は解決しました。

 

以上で無線機のランチエージング 完了

何時もの通り、マイクはスプリング装着します。

 

次はサービスマニュアルに準じて調整に入ります。

受信感度、申し分有りません。Sメーター全点灯 調整

スケルチ開放レベル 

 

その他、図面の様な調整を致します。

無線機を計測器に直付けで表示の様な送信出力ですが

1m程度の5D2Vケーブルを介すると1.1W程度になります。

2.4GHzに対する同軸ケーブル損失、無視出来ません。

送信周波数、30分エージング後調整 

全調整終了、定格を満足しております。

 

 

 

 

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