FRG-965 八重洲無線受信機 電源切っても表示消えない。

長いお付き合いのお客様より 以前修理した受信機の修理について

打診がございました。

新規修理は控えてますが、当方が手がけた無線機は概ね把握しており

修理出来る事も御座います。可能な事は協力させて頂きます。

受領時点検で症状確認しました。

 

丁度8年前、同様症状で修理しております。

修理行程は当時ブログで公開しておりますので今回は省略致します。

 

現行製品と、時を経た機器の修理方法は同じではありません。

分解時 壊れる事もあり、組み立て後に問題が生じる事もございます。

今回はそんな ぶざまな例を開陳します。

 

修理記録を紐解き、該当部分の点検、障害排除を行います。

ここまでは るんるん気分でした。

このあたりが不調だと表題の原因となります。

半田ごてが入らないので、コンデンサ取り付けはこんな具合

修理は美しいのが理想ですが、何故こんな半田付けか?

この部品の裏側は、表示管が邪魔をして半田ごての先が届かないのです。

一端 表示管を外せば部品交換作業は楽に美しく出来るのですが

表示管は数十カ所の半田付けで固定されてます。

端子を一寸ゆするだけでもガラス管に亀裂が入り一巻の終わり

時を経たガラスに余分な負荷を掛けたく有りません。

触らぬ神にたたり無し

念のため、この基板上の電解コンデンサを全て交換しました。

修理後、この状態でエージング 24H 動作異常なし。

 

組み立て困難。部品が邪魔でシールド板が入る隙間が無いのです。

予期せぬ出来事 迂闊でした。

小型部品に変更したのが徒になりました。

部品長さは半分ですが直径が2mm太いのが 隙間を塞いでしまいました。

直径の細いものと交換して一件落着。

 

エージング中に気づいた事。

前回フロントエンド上部の緩衝材が硬化の為交換しております。

今回は基板側を交換致しました。

総合点検、

前回修理後、前回データと比較し性能劣化が見受けられない。

8年先まで、元気で居て欲しいと願いつつ、完了と致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

今回も延命処置をして頂き、ありがとうございます!とても素人が手が出せる修理ではありません。

  • I LOVE YAESU
  • 2020/09/13 03:47