ケンウッド TM-2400  2.4GHz FM OH

TM-2400 FM 1W モービルトランシーバー

平成4年(1992)12月発売 ¥138000−

 

既にメーカーサポート終了しております。

本機のサポートは、極めて難易度が高く

当時当店では対応計測器が貧弱で 故障修理は可能でも

点検、動作確認が困難な為 メーカー修理としていました。

2400MHzに対応する、周波数カウンター、電力計

標準信号発生器等測定器が高価な割に需要が少ないのが

現況でした。

 

今後、2400MHzモービルトランシーバーが世に出る事が

有るのでしょうか?

本機の希少性を考えると、延命させる価値があると思います。

当時と違い計測器も充足しました。

希少価値の高い名器ですから現役続行の願いを込めて

サービスマニュアルに準拠し可能な限りOHを試みます。

OH 終了後、点検中の TM-2400 

この当時の無線機には遊び心がありました。

 表示の数字をご覧ください。

 例えばこんな事。

 表示 左側 年月日 2020年 8月27日 木曜日

    中央 運用周波数 2427.00MHz

    右側 現在時(24h)

 

以下は整備の一部

表示部 裏側 ランプを発熱が少ない電球色LEDに交換

大容量リチウム電池半田付けでしたが、保守性を重視し

ソケット式に変更 電池は入手容易なCR2025に変更

電池容量が低下したが、容易に交換できるので良しとします。

基板点検

コンデンサ周辺の液漏れを注意深く点検

TMシリーズはオーディオ部の漏らしが過去例でありました。

本機は動作時間が短いのか電解コンは元気です。

1200MHzや2400MHzトランシーバー基板にはこのような

金属片が取り付けている場合があります。

この部品、無視すると大変なしっぺ返しに合います。

ピンセットでつまむとあっさり脱落しました。

部品の半田部分を研磨 再半田します。

 

1時間以上エージング後、周波数点検調整。

クリチカルでKHz以下に収めるのが簡単な様で困難です。

もたもたしてると可動部が破壊 一巻の終わり

 

写真は、周波数、電力、計測中のレイアウト

無線機にBIRD 20dB 100wAttを介して

アンリツMA24106A電力計でPC画面上に表示させてます。

一寸出力過多気味なので、調整します。

 

送信出力、 Hi  1W     Lo  0.4W に調整。(定格)

受信感度 −20dBでスケルチ解放。

OH 問題なく終了。

 

貴重な、希少な無線機、棚の飾りで無く運用なさる方

いらっしゃるのでしょうか?

 

 

コメント

大変ご無沙汰しております。以前、FRG965,FT3700他多数修理して頂きありがとうございます。

その後、FRG965がまた、電源オフにしても、入ったりついたりを繰り返すようになりまして(以前修理をお願いしたときと同じ症状です)、管理人様がページを閉じられていたので別の中古を買って使っていますが、35年前に苦労して買った機種なので何とか維持したく、もしお時間がアイた際にでも相談にのって頂けないでしょうか。

何卒よろしくお願いいたします。

  • FT3700ユーザー
  • 2020/08/28 00:35

T様 ご無沙汰致しております。その節はお世話になりました。有り難うございます。
FRG-965  丁度8年前、覚えております。お任せください。
メルアド失念しました。k@musen8.com宛て連絡頂けると幸いです。有り難う御座いました。

  • 昔エレキ少年
  • 2020/08/28 06:13