TM-833S ランチエージング その2 感度不足

ランチエージング後 総合調整 

送信系 規格を満足している。

受信感度に改善が見られず受領時と同じ。

概ね30dB以上低下の場合 FET、IC、xtall等 

固有部品劣化や焼損等容易に判断出来るがこの程度の感度低下は的が絞れません。

ビンテージ機は全ての部品が劣化しており全部品が対象になります。

 

回路図を眺めながら検討。

 

信号はC56、C36を介して3SK274へ注入される

回路図とパターン図を睨みながら部品を見つける

C56 の入出力部に、SG信号を順次加えるとSメーターに変化有り

C46 両端の半田付けをやり直す。 変化無し、

47PF 部品交換

取り外したチップコンデンサ 1.6*1mm 

 

俄然感度アップ、

電力系でチップコンデンサ焼損等は時々ありますが

受信系でのそれはあまり記憶にありません。

時を経るとはこういう事でしょうね。

 

容量抜けによる伝送ロスが受信感度低下の原因

スケルチ開放レベル -10db 

    受領時より 11dB改善  

ビンテージ機はこの程度 改善すれば 良し とするべきです。

もっと、もっとと首を突っ込むと本末転倒になります。

治していて壊した等よく有る事です。

 

ですが、、、、、、気になる 

もう少し良くなるはずだ 時間をかけてやってみます。

数日、一進一退が続きます。

観点を変え、本機の特徴を生かして

1200MHz帯 同バンド受信に設定  右左バンドで受信比較します。

いずれも変化無い事から、IF以降は正常と判断しました。

 

もう一度、アンテナ入力系から点検。

C36 0.7PF  交換

スケルチ開放レベル -13dB  これなら許容範囲です。

 

時間をかけ、手間暇かけた割には この程度の改善です。

ほどほどで済ますのが賢明 そんな例をご覧戴きました。

過ぎたるは又及ばざるが如し。