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昔エレキ少年  修理固成

初級アマチュア無線家の皆様へ
創造の喜びを伝えたく培った修理術を披露します。
物作りの世界 発展を願っております 
修理固成(つくりかためなせ)
YOR(your own risk)真似応用大歓迎 
全てあなたの自己責任。
(個別質問は承っておりません。ネットに答が潜んでます)
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修理 ランチエージングの問い合わせは
 cw@musen8.com 迄
メーカー対応可能なものはそちらへどうぞ。
氏素性不明の問い合わせは無視致します。

修理受付保留中 
TM-541 A1 ランチエージング その3 調整完了

サービスマニュアルに準拠し再調整

スケルチ感度始め定格を満足。

ハイパワー

ローパワー

これで再調整終了ですが、心臓部に新機材を使用しました。

半導体やLCRなら躊躇しないのですが

電波の質に直接影響を及ぼす部分

前例が無いので慎重に検証します。

長時間エージング、電源オフ、オン 何度も繰り返し

数時間電源断、電源オン、24時間電源オフ、オン等を

しつこく繰り返しますが、±1ppm は伊逹ではありません。

今後、同様故障の場合 安心して新機材に換装出来る事を

確認致しました。

 

1200MHz帯アマチュア無線は、携帯、無線LAN登場で

草刈場になっております。

アマチュア無線人口激減から当バンド無線機の販売が見込めなく

なりました。

今ある資源を、有効活用する観点から、寿命を過ぎた老齢無線機の

再整備、再活用で1200MHz帯の波を消さない様に願う者で

御座います。

 

アマチュア無線34年問題

これで古い無線機は使用不能、と誤解なさる方が多い様です。

TSSでは、これに対応しており、心配なさる事はありません。

詳細は TSSにお問い合わせ願います。

 

 

 

 

 

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-207 スキャニングレシーバー

IC-207   144/430 FMモービル機

当店で最も販売台数が多かった機種です。

簡便な操作と、大きな表示が好評でした。

当然 今も修理が絶えませんが入手不能の部品が多くなりました。

手持ちファイナルモジュールが在庫切れ。

残念ですが修理不能 部品取り。

 

しかし、V、UHF帯の使い勝手が良く 150chメモリー

各種スキャン設定やエアバンド、国際VHF、空港業務波その他

高感度で操作性が良い事から、V、UHF専用受信機として

再利用する道を探ります。

 

長くご愛用頂くには劣化部分手当が必要です。

chエンコーダー、AF、SQVR 交換。

パイロットランプ LED化

電解コンデンサ 全交換の手当をします。

更に、見てくれも大事です、

ダイキャスト塗装剥げはタッチペンで補修。

電解コンデンサ全て交換

本機は、SC-1091除去しております。

更にご送信防止の為、両モジュール機能停止処置済み。

 

メモリーチャンネル記憶処置、

1〜16ch は 国際VHF  

実交信では呼びだしchでch指定して変波、交信しますが

周波数とチャンネルを同期してますから戸惑いません。

17〜29は 海上関係周波数

30〜130迄は航空関係波 

全チャンネルスキャン 16秒

バンドスキャン 5Ch 等々 

専用受信機並みの機能を持ってます。

消費電流 0.5A ですから簡単なACアダプターで良し。

V、UHF受信マニアに打って付けだと思います。

 

こんな再利用の道もある という事で掲載致しました。

限りある資源、諦めればゴミ、生かせば宝

 

 

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
IC-681 音量ガリ その他  

IC-681 50MHz FMモービルトランシーバー 10W

平成8年( 1996)春発売

 

音量ボリウムを回すと不愉快なガリ音 

前面パネルを分解します。

パネル洗浄、VR基板から部品を取り出し交換

ついでランプはLEDにします。

交換したもの

再調整 24hエージング 異常無ければ完了

 

| 無線修理技術 | 10:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TM-541 A1 ランチエージング その2 TCXO劣化

調整作業で判明する故障、規格逸脱も多々有ります。

治すだけでは、修理固成ではありません。

今回はその一例です。

サービスマニュアルの流れに沿って送信周波数を確認すると

調整では規正困難。ここは1280.000.00 のはず。

TCXO 劣化。 交換が必要です。

本機ではファイナルモジュールの次に高価な部品だった様な、

滅多に壊れるものではありませんが劣化は公平に訪れます。

この部品は周波数が下がり突然停止します(経験値)

取り外したTCXO を前に 思案に暮れます。

手持ちジャンクから部品調達の法もあるのですが

4半世紀の時を経た部品 信頼性に欠けます。

折角整備したのに徒労か?

 

時は進化、幸運を運ぶ事もあります。

本機のタイムベース 12.8MHz   3ppm

この周波数は、汎用性が高く高性能なものが入手可能です。

何か ないものか 探します。

入手した TCXO   1ppm 

超高精度温度補償型水晶発振器

周波数安定度 3倍 現行製品より格段に周波数安定度向上

100Hz以下の調整は大変微妙です。

時間を掛けて追い込みます。

 

時を経た無線機は後期高齢者と同じ

どこが壊れても不思議ではありません。

延命には 純正部品に拘らず新製品も視界に入れてます。

今回の場合、時代が味方しました。

TCXO 当時は大変高価で1200MHz以上の無線機或いは

最高級HF無線機のみ使用してました。

昨今、携帯電話、Wifi普及により高周波関連部品が

安価で入手可能になりました。

お陰で再起可能、しかもバージョンアップ。

長時間安定して正確な周波数を刻むのは 無線家の誇り。

よれよれ無線機がしゃきっとしました。

 

まだまだ続く 調整作業

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TM-541 A1  ランチエージング その1

TM−541 1200MHZ モービルトランシーバー
平成2年10月(1990)発売 4半世紀の時を経てます。

とっくに製品寿命は尽きてます。

今後 1.2GHzトランシーバーが登場する事は期待できません。

限りある資源、再利用の道を探ります。

延命が絶望なのは 液晶に起因するもの 部品調達不能の為。

本機のLCDは劣化が見られますが許容範囲です。

   延命作業の概略

 

1,電解コンデンサ全交換

2,フレキシブルケーブル交換

3,ランプ LED化

4,スポンジ交換

5,リチウム電池交換(ソケット取付)

6,VCOモジュール補強

7,過去例に基づく故障箇所点検、予防修理

8,サービスマニュアルによる再調整

 

現品はニコチン臭、使用に起因する汚れ等があります。

ニコチン臭が嫌いな方、私も同様です。

再販ですから他人様の雰囲気は可能な限り除去に努めます。 

プッシュキー、つまみ、パネル、上下蓋等の洗浄。

ユニット全体を脱臭、消臭作業。

LED化

チップ抵抗10Ωを820Ωに交換  黄色LEDに交換

 

フレキシブルケーブル劣化の為交換

既にコネクターからフレキシブルケーブルに手当済みでしたが

取付不備の為、新品交換

フレキシブルケーブルは、折り曲げ方にコツがあります。

やり方を間違えると今回の様なケーブル劣化を発生します。

この部品、在庫がありますが、無くなれば、9本の線を

加工する事になり収納が困難になるでしょう。

スポンジ交換

予防修理です。手当しておかないと、キー紛失します。

キー抜けた無線機、前歯の抜けた紳士状態。

両サイドのキー スポンジ交換

左 交換した部品類

 

以上で部品交換終了ですが、時を経た機械はこんな事で

使用不能になる事も有ります。

4隅の半田付け、いずれも環状のクラック 視認出来ます。

振動で変複調がひずむのは、これが原因です。

といっても10年やそこいらでは発生しません。

ここ 溶かして処理では駄目 時を経た半田は入れ替えます。

古い半田をきっちり吸い取り 新しい半田を使って固定します。

金属箱はVCOモジュール 

鉄の箱が4箇所の半田で固定、 時を経るとあの状態。

電池ホルダーは上の空き地に接着剤で固定。

 

調整時に発見する故障もあります。

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
壊した修理は難しい 不注意で壊した例

突然、送受信不能になる という修理です。

受領時点検で未確認、あらゆる条件を設定し

再現に努めるのですが正常です。

異常無い無線機は修理出来ないのです。

お客さまに故障時の環境、状況等を再確認し

止むをえず返送するのですが再修理の確立が高いのです。

 

案の定 治っていないとの事。

残念ですがもう一度拝見させて頂きます。

再現に努めるのですが同様です。

しかし、このままですと前に進みません。

基板を精査する事から始めます。

 

前回は装着されてなかった取付ビス

ピンと来るものがあります。

附属ビスより長いものが使用されてます。

なるほど、このコイルに機械的圧迫を与えると発振停止や

不安定になるでしょう。原因はこれのようです

後ろも同様

破損状態

後ろ

手当をしておきます

同様

取付ビスのところに こんな注意書きがあるのですが

左 メーカー支給純正ビス 8mm

右 お客さまが使用したビス 10mm

 

基板を2mmも締め付けると支障をきたすのは当然です。

症状確認の為とはいえど同様行為をする事は余りに危険な為

避けます。

 

修理には、壊れた修理(自然故障?)と壊した修理(破壊故障)が

有ります。

壊れた場合は 経験からほぼ見当が付くのですが

今回の場合 全く想定外

ビスを取り外していたら故障特定も困難だったでしょう。

注意書きは まじないではありません。

 

以前、同様行為で修理不能になった無線機を思い出しました、

貫通したビスが水晶だけでなくパターンを数カ所舐めて

修復不能でした。

 

原因は純正ビスより長いものを使った事ですが

狭い棚の隙間に短いビスでは取付困難で使ったと思います。

間合いを考慮すればこんな事にはならないのですが、

大変手を焼いた故障発見と修理でした。

 

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TM-541 スケルチ効かない

スケルチ効かない場合

VR、コンデンサ、IC等によるものが多いですが

経年劣化を考え AF、SWVRを交換します。

ついでに 電源スイッチも交換しました。

一件落着

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
有る日の函館港

この時期、10m先が見えない濃霧の日が有ります。

旅行者はお気の毒ですが、霧笛が賑やかなのも風情があります。

久しぶりにからっと晴れた日 緑の島へ出かけましたら

海上保安庁職員が訓練中でした。

海猿でしょうか 人命救助訓練。

溺者への接近 若猿が繰り返し訓練中 ボートですから

舷門が低いので簡単に引き上げられそうですが大変なようです

心中 声援をおくってました。    最敬礼

 

視線をずらすと 珍しい船を見かけました。  船名 省略 

装備からお察し下さい。

アッパーデッキ 左舷側に サーチライトでしょうか?

そんな訳無い、LRAD (Long Range Acoustic Device) 

南氷洋、シーシェパードやソマリア海賊対策用でしょうか?

現物を見たのは初めてです。

無線用アンテナ、垂直系が多いですね。

500KHzが無くなったからでしょうか、時代を感じます。

船首樓に放水銃 本船唯一の武器?

ワトソン船長に効果あってもソマリアには無力とおもうのですが

法の不備が船員の生命を危険にさらしてます。

インドネシアは支那海賊船を撃沈しました。

尖閣で手を拱いておられる海保職員殿ご苦労お察し申し上げます。

法を作る役が、2週間以上ずる休み これが選良か?

若者が選挙に行けばこんな輩を希釈できるのです。

 

若者の選挙意識に希望を託します。

 

 

 

 

 

| 船舶無線 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ケンウッド TM-2400  2.4GHzトランシーバー ランチエージング

平成4年末(1992年)発売  

世界初の2400MHz帯 メーカー製モービル機。

 

ケンウッドが採算度外視で未踏バンド開拓に挑んだ

フラッグシップモデル。

高価(¥1329800-)2.4GHzの特殊性から空振りに終わりました。

近頃、半世紀前のフェラーリが廃屋から発見され話題になりました

本機もそんな状態で入手致しました。

外蓋 錆び各所、前面パネル固定不能、表示不能、ニコチン臭

欠品あれこれ、

以上の事から、部品取りを考えておりました。

ただ、ニコチン臭が許容出来ないので分解、洗浄、脱臭に数日を

費やし組み立て、電気的性能を点検すると基本性能を満足してます。

そこで取り組んだのが ランチエージング

10年位延命出来ればとの願いをこめて、

ランチエージングは商業ベースでは成り立ちません。

電解コンデンサ全交換等時間工賃の例を出すまでも無く、

採算度外視の作業です。

本機は正真正銘、大変貴重な機械

今後この様な無線機が発売されるとは思いません。

それを思うと、ランチエージングにふさわしいと思います。

もう一度 戦列復帰を願って多くの時間を掛けて

ランチエージングを試みます。

 

まずは、照明から

ランプをLEDに積み替えます。

当時 LED等無かったのでランプを使ってましたが

高温からこの部分の電解コンデンサは10年程度で液洩れします

これも交換。

二つの基板、電解コンデンサ全交換

フレキケーブル脱着は慎重にしないとロック部分破損します。

リチウム電池除去の上、電池ホルダーを取付 

次回交換が容易になりました。

上下蓋に腐食 脱錆のうえ防蝕措置

電解コンデンサ全交換

このユニットも同様。

 

フロントパネル固定不能です。

本機のみならずTM742、842,942,643等のシリーズは

この故障が多発してます。(経年劣化)

プラスチック成型で最も弱いのがネジ固定スタンド部分

金属ネジを厚さ1mm程度のプラスチックスタンドにねじ込むので

20年も経てば亀裂破壊するのも止むをえません。

ビンテージタイマーと理解し修理不能にするのが賢明です

なぜなら、同種部品を中古流用しても経年劣化程度は同じなので

延命は期待出来ません。

今回はこの轍を踏みません。なんとしても再起させます。

左の屑が破壊されたスタンド部分

これで、この部分の故障は解決しました。

 

以上で無線機のランチエージング 完了

何時もの通り、マイクはスプリング装着します。

 

次はサービスマニュアルに準じて調整に入ります。

受信感度、申し分有りません。Sメーター全点灯 調整

スケルチ開放レベル 

 

その他、図面の様な調整を致します。

無線機を計測器に直付けで表示の様な送信出力ですが

1m程度の5D2Vケーブルを介すると1.1W程度になります。

2.4GHzに対する同軸ケーブル損失、無視出来ません。

送信周波数、30分エージング後調整 

全調整終了、定格を満足しております。

 

 

 

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
送信時 雑音混入

表題のトラブルで問い合わせが御座いました。

無線機のみならず、外部要因による場合も御座います

マイクケーブル断線、マイクコネクタ接触不良。

同軸ケーブルの締め付け等の点検等を

お願いしたのですが解決しないので

マイク付き(ここが肝腎)で発送して頂きました。

 

DR-635 初期タイプ

10年近く経過しているようです。

受領時点検で再現しないので、マイクプラグ付け根、

マイクとケーブル付け根やカールコードを

送信しながらモニターするのですが再現しません。

 

本機は前面パネル取り外し可能です。

パネル部を叩いたり、スライドさせると再現しました。

そんな訳でモジュラーケーブル接触不安定と判断しました。

対策、

前面パネル基板、本体基板を直接接続処理

 

この種故障は、IC-207、TM-732等でも発生します。

接点研磨でお茶を濁しても劣悪環境ですから再発は必須

手間を掛けてもこの様な処置にしました。

 

無線機も環境により様々な一生をおくります。

固定局や、乗用車ではあり得ない環境

小型船は大振動、多湿、塩害、結露、凍結等 

無線機は過酷な環境、考慮して手当てします。

 

| 無線修理技術 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |